最大面積の計算(微分)と断面一次・二次モーメントの計算(積分による計算と対数による計算)

1 最大面積の計算

 円の中に四角形を配置するときの円の最小(必要)直径と面積を求める。(下図参照)
 周囲の長さがL(cm)の四角形で面積が最大となるときの縦、横(x)の長さと最大面積を求める。
解説図 円の中に四角形を配置

入力はここから

 ※半角数字で入力してください。
四角形の周囲の長さ (cm)

入力はここまで

 
    二次関数 A=x(10-x)=10x-x2
    微分すると、 A'=-2x+10
    この導関数が 0になる(変化率が0になる)ときの x
x =cm
四角形の最大面積 ×=(cm2)
円の直径 (cm)
円の面積 (cm2)

2 断面一次・二次モーメント(Ix)の計算

入力はここから

 ※半角数字で入力してください。 入力数値は、@・A・B・C共通です。
下図断面図のb寸法 (cm)
下図断面図のh寸法 (cm)
下図断面図のα寸法 (cm) ※平行な他のx軸に関する断面二次モーメントを求める場合のみ入力

入力はここまで

 
 
@下図のような断面のX軸に関する断面一次モーメントを求める。
断面のX軸に関する断面図
・重心不明の任意断面
微小断面の重心軸から軸までの距離図
・x軸に関する断面一次モーメント
 Sx=∫y僊
微小断面想定図
・断面積は、b×凉
 変数yの値は、0〜h 定積分すると
定積分
Sx=cm
A下図のような断面の重心を通るx軸に関する断面二次モーメントを求める。
断面のX軸に関する断面図
・積分で求める場合
断面のx軸に関する断面二次モーメント:Ix=∫y2
積分
Ix=cm4
 
・対数計算で求める場合
log Ix = log
×3
12
=log(×3)-log
= log+3 log-log
= +3×-
=  ∴真数 Ix を求めると Ix = cm4
微小断面想定図
B下図のような断面のx軸に関する断面二次モーメントIXを求める。
断面のX軸に関する断面図 
Ix=∫Y2僊=∫(y+α)2僊=∫(y2+2yα+α2)僊
 =∫y2僊=∫2yα僊+∫α2
∫α2僊=Aα2
微小断面の重心軸から軸までの距離図
Ix = Ix+Aα2
Ix =
×3
12
××2
= =cm4
   ※平行な他のx軸に関する断面二次モーメントを
     求める場合は、α寸法の入力をしてください。
C下図における断面二次モーメントIXを求める。(軸が断面の下端にある場合)
断面のX軸に関する断面図
A=bh、α=h/2
Ix=bh3/12+bh×(h/2)2=bh3/12
Ix =
bh3
12
+bh× (h/2)^2 =
bh3
12
bh3
4
=
4bh3
12
=
bh3
3
   
微小断面想定図
積分
Ix=cm4
 
※部材の判定結果及び計算結果は参考値とします。
 設計仕様書・計算書などの書類に転記・記載する場合は、力学図書等で確認してください。
 ご利用による損害が発生しても責任は一切負いかねます。数値の取り扱いは自己責任でお願いします。

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