DOCTYPE宣言とは、HTML文書のバージョンを文頭に宣言します。文書型宣言で、文書の記述がどの
バージョンで定義(DTD)されているかを示します。
DTD宣言とは、HTMLの文書型定義の記述が何かを文頭に宣言します。
DTD (Document Type Definition) 「文書型定義」の略。DTDの種類は3種類あります。
文書中に記述することも、外部ファイルに記述したものを指定して利用することもできます。
SGML*1やXML*2で文書を記述する際、文書に使われるタグや属性が何かを定義します。
SGMLはDTDに従って作成する必要がありますが、XMLはDTDに従う必要はありません。
*1 SGML (Standard Generalized Markup Language)「文書記述言語」の略。
文書やデータのレイアウトや修飾、論理・意味構造を決められたマークによって記述するための
マークアップ言語*3です。標準化された規格のことを示します。
*2 XML(Extensible Markup Language)「拡張可能なマーク付け言語」の略。
文書やデータの意味や構造を決められたマークによって記述するためのマークアップ言語です。
ユーザが独自のタグを指定できるマークアップメタ言語です。
*3 マークアップ言語
特定の文字列(タグ)で文書に情報の意味や構造、装飾などを埋め込んでいく言語のことで文書の
構造(題名・章・節)にそれぞれマークをつけて、文書情報をデータベースとして利用できるように
するための言語です。
フレーム設定型で、移行型DTDのすべての要素、属性にフレーム用の内容を使用した場合に宣言します。
厳密型で、非推奨とされた要素や属性、フレームを使わない場合や、デザインのコントロールを指定する
ような要素や属性はスタイルシートで指定し、HTMLの文書構造だけを記述する場合に宣言します。
移行型で、過渡的措置として厳密型の要素・属性に加えて、非推奨要素や属性を使った場合に宣言します。
デザイン部分はスタイルシートを使用するように推奨されています。
このバージョンが一般的に使用されています。フレームには使用できません。
ケータイサイトを作成する場合は、XHTMLを使用します。